それでも(2020.11.5)

独り言

大人になるにつれて、限られた時間、しがらみを持ちながら釣りに行く日が増えました。でも、それはある意味で幸せなことで「釣りは長く深く楽しめば良い」と僕は思っていました。

けど、その気持ちに熱がのってきたのもここ最近の話で、時間あらばフィールドに足を運んだ。結果、それによる問題も生じ。自らの時間すら作り出せなくなっていました。

タイミングとは時に思いとは裏腹に訪れ、機嫌の良い海を横目に眺めながら車を走らせた。自分が招いた事により悲しい思いをさせてしまった人もいて、そんな繊細なおじさんを心配してくれる家族や仲間たちがいて、今の自分の釣りができていることを改めて痛感しました。

正直ここ数週間はSNSを眺めることも嫌になるくらい余裕がありませんでした。嫉妬や意地、自分の心の未熟さと小ささに直面しました。

こんなんで子ども達が憧れる釣り人に僕はなれるのだろうか?日々葛藤のなかで、「それでも貴方の夢を応援したい」と言ってくれた妻の気持ちのおかげで、なんとか海をちゃんと見ることができるようになった気がします。

僕は嘘をつくのが下手くそです。自分の気持ちを隠しながら人と接することができません。大人なら黙って見過ごすことができることも僕にはできません。けどそれでもいいと言ってくれる人達が周りにいるから、今までやってこれたのたと気づきました。

釣りの話とはそれてしまいましたが、ほとんどの釣り人が色々な事情を抱えながらフィールドに出向いて、限られた時間とお金の中で海を楽しんでいます。僕は贅沢だなぁ。幸せだなぁという気持ちすら忘れてしまったのかもしれません。妻への感謝、仲間たちへの気持ち。

祐美、そして支えてきてくれているローカルアングラーの皆さま、本当にありがとうございます。

この気持ちを忘れずにまた明日からフィールドに出ようと思います。もし、僕がまた視野が狭くなって人りよがりになっていたら、叱ってくださいね(笑)

大好きなルアー達を片手にフィールドに戻ります
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