8月は宿の繁忙期につき、釣りへ行く回数が減る。一方で宿の体験フィッシングへの釣行回数が増える。僕の中ではベイトチェックと海の観察ともいえる。
それにしても宿へ来た子供たちがよく釣る。ウルメイワシ主体だが、15cmオーバーのマイワシも混じる。そんなこんなで「湾奥」には魚がめちゃくちゃいる。青物も潮通しが良いところがセオリーだけど、風向きやタイミングで奥に入ることだってある。
そういえば、春先の房総でイワシトルネードが発生して、水深50cmにも満たないワンドにメーター超えはゆうにありそうなヒラマサやスズキが乱舞したのを見たこともある。
とはいえ、タイミングもあるので、奥の釣りは条件が揃わないと中々厳しい。が、とある日のことである。ローカルの先輩から「三浦の青物は夏になってからですよ!良いサイズ入ってきますから、奥に!」と話を聞いた。今でこそ春先のイナワラは風物詩になっているが、本来は夏が本番の模様。ってまた奥か・・
思い返せば春のイナワラもワンド内に溜まったベイトに突っ込んでいって奥からボイルが発生してた。三浦はリアス地形風の場所も多いから、まだまだ未開の地があるのか・・
先輩にいただいた情報をもとに、これであろう?タイミングで仲間と釣り場へ向かった。まだこの時は半信半疑のままで