夢を現実に(2020.10.3)

独り言

釣行記でもなんでもない独り言なので、興味のないかたはスルーしてください(笑)

結局祖父と釣りに行く事は一度もなかった

幼い頃から祖父が釣具屋をやっていたからか、物心ついた頃から魚やカニが大好きで近くの用水路でクチボソとタモロコを釣ったのが釣りの始まりだった気がする。祖父はとっくに釣りを引退していて、「ハゼが食べたい」と言って、僕は埼玉から三浦へ投げ釣りに通いだした。海との出会いはそんなきっかけだった。当時はバス釣り全盛期。釣りロマンを見ながら、村田さんのキャストを死ぬほど練習した。そして、バス釣りの本場アメリカでバスマスタークラシックのチャンピオンになるのが当時の夢だった。

今でも村田さんは僕のヒーロー

時が経って、大人になり、幼い頃の夢なんてぼんやりとしたもので、何か釣りに対して向き合えない自分がいる事を感じていた。大好きな三浦へ越して6年。環境にも仲間たちにも、応援してくれる家族にも恵まれて順風満帆な日々です。けれど、「本当に夢中になれる大好きな釣りと向き合うこと」に対して中途半端な気持ちでいたのも正直な話でした。

小学生の頃に初めてきた城ヶ島。ルアー釣り入門を見てからヒラスズキに憧れてた。

「自分より釣りが上手い人は沢山いる」それは今でも自負している。そこで勝負することは自分の中では違うと思っていて、対魚ではなく、対釣り人だった。バス釣りのトーナメントに参加しなかったのもそれが理由だった。じゃあ自分はどうしたいのか?宿をはじめて、沢山の「釣りはじめまして!」の子ども達や、ご家族と出会ってきて僕の中で目指すものがはっきりした。

「釣りで誰かを笑顔にする」

それが今の僕が目指すべき釣り人としての姿。釣果を競うような「対人」ではなく、釣りを通して、魚と繋がる喜びと感動を沢山の人に伝えたい。それができるプロになりたい。色々と考えて、出た答えがそれでした。

そして、各地を巡りながら尊敬する釣り人との出会いは、自分の気持ちを変えるきっかけになった。釣りが上手いってのはもちろんなんだけど、心から釣りが好きってオーラが滲み出てる。そして優しいんだ。そして家族を大切にしてる。

ホームの三浦をはじめ、各地に釣歩きながら色々な魚と出会い、色々な釣り人と出会って行きたい。その中でご縁があるならばちゃんと釣りを発信できる責任ある立場の人になりたい。

はい。ちゃんと言葉にします。

「メーカーを背負い、責任をもって釣り人を笑顔にさせたいです」

幼い頃からの夢を叶える時がきた。ずっと口にすることが怖かったけど、大好きな事だからこそ向き合おうと思う。

最後に、ここまで好き勝手に夢に向かい続けている僕を応援してくれている家族の存在を忘れてはいけない。家族を笑顔にさせ続けながら、僕は夢を現実にします!

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