ホームの三浦半島に帰ってきてから、お目当ての魚からの反応が中々取れない日々を過ごしている時、仲間からシーバスのお誘いを受け、久々のポイントへ。夕マヅメ〜夜中の上げ止まりまでやるものの、その日は反応を得る事は出来なかった。しかしながら「潮止まり前後にベイトが絡むと反応が凄かった!」と仲間の一言が気になり、翌日干潮前後の日中に出撃。
翌日、蒸し暑い中海を見渡すと、普段激流とかす磯も干潮前の緩やかな流れに変化していた。慌ててタックルを準備する。潮の当たる先端と、少し入った入江の先端、どちらに入るか迷うが全体的にベイトの姿が確認されるので入江を目指す。
手前はシャロー帯の海藻ジャングルの為、フラットフラッター95Sを沖へロングキャストし、イワシであろうベイトに当てながら水面をゆっくり引いてくるが反応はない。
数投した時だった。「回収するかな?」と投げていたフラットフラッターを高速で巻き始めたタイミングで「ドゥン!」という明確なバイト。すかさず合わせを入れる。グランデージ96MLが綺麗に曲がる。時折りエラ洗いを見せながら上がってきたのは、夏らしい色のシーバス。コンディションも抜群だった。
「これは?」と再び角度を変え、ベイトボールの少し沖にフラットフラッターをキャスト。水面を割るか割らないかのギリギリの速度で巻き。ベイトボールを出ると「ドゥン!」
これは楽しい!と繰り返しキャストするが、ベイトと共にアタリは消えた。しばらくすると上げ潮が動きはじめ、激流に。
べイトも左右に動き回る。流れが効き始めてからフラットフラッターを巻くが反応が無かったので、スキッドスライダー95Sを流れに対してアップで投げる。ヨレにかかったタイミングで速度を上げた瞬間だった。「ドゥン!」再びシーバスだ。手前でエラ洗いを見せながら上がってきたのも綺麗な魚だった。
その後、カラーチェンジして1バラシした後は、ベイトの姿も見えなくなり夕マヅメを迎える前に納竿とした。普段やらない時間帯にこういう釣りが出来るのが収穫でした。
季節が変わっていく中、改めて三浦半島の面白さを知る釣行となった。
【タックル】
ロッド:APIA グランデージSTD 96ML
リール:SHIMANO アルテグラc3000XG
ライン:SUNLINE SIGLON PE×8 0.6号+4号リーダー
ルアー:pozidrivegarage フラットフラッター95s スキッドスライダー95s