歓喜と悲劇は隣り合わせ

釣行記
この日は曇りだったが蒸し暑く台風のウネリが入り始めた

連日の青物好釣果はこの日も続く。仲間たちが次々とヒットさせていく。しかしウネリのセットがキツく、低潮位も加わり難易度は増す。前日仲間がら釣ったワラサからは水カマスが出てきたという。

大きめなフォルムからは想像付かないオートマチックなウォブリングポップアクションが青物を虜にする

コノシロに続きビックベイトに反応があるのか?とスウィングウォブラー145モデル55gをキャスト。シモリとシモリの間には大型のベイトがわんさかいるのが分かる。もじるベイトを水面でかき分けながらスウィングウォブラーがアクションを入れながら水面を滑る。時折り竿を立ててポンピングを入れると「バコーーン」と水柱が上がる。

シモリの難易度高いシャローでかける。巻く、立てる。これはアベレージくらいだろうか?何度か潜りながら巻いてきて魚が浮いた。セットでずり上げしようと立ち位置を変えた瞬間、メインがフジツボにかかり、「ドボン」っと魚は海へオートリリース。

「なんてこったい!」僕はその場に仰向けに倒れた。あい変わらずランディングが下手くそである。ただ冷静になっても元気なうちに寄せた魚のパワーとウネリの大きめのセットが加わり難易度は高かった。続いてのヒットもスウィングウォブラー145sだったが釣り座正面の大根には知られフックアウト。中々釣らせてくれない。

諦めずリーダーを結び直しながら深呼吸をする。「落ち着いて、落ち着け」自分に言い聞かせ、再びスウィングウォブラー145sを遠投。シモリ付近を通過して何事もなく戻ってくる。回収をしようとリーリングを早めた瞬間に水面が割れる。

水中に刺さるロッド。バットパワーを効かせてしっかりと落ち着いてリフトして浮いてきた魚は丸々と太ったワラサだ。

ド派手なチャートバックレインボー。このカラーで釣りたかった!
#1のHがしっかり刺さる

スムーズに魚をランディングしたかと思われたが、ランディング前に磯には高音の破裂音が鳴り響いていた。

魚と共に横たわるのは3ピースになったcrazycarry(泣)

ウネリによってシャロー帯で前後に流された魚をずり上げたタイミングだった。竿の角度は結構ついていたと思う。購入12日にしてフラックシップの竿を木っ端微塵にしてしまった。(永島さんごめんない)それでも魚はなんとかキャッチ

ほら見て、穂先がないでしょ笑(そこじゃない!)

魚はコンディションも良くて、潮に乗ってかなり走る。スリットとスリットの谷間(これをきょ・・いぇ、なんでもありません。)をなんとかリフトしてあげてこなければいけないので中々スリリング。生半可なタックルだと勝負もさせてくれないが、仲間が良い魚をとっていく。

これもウォブラーの55gのフルキャストだったそう。

これだけ好調な状況がいつまで続くのか?週末の台風で釣り場から魚が抜けるのか気になるところ。

いずれにせよ、そろそろ気になる場所でも出したくなるころ。

三浦半島の秋シーズン熱くなってきましたね!

【タックル】

ロッド: APIA Foojin’Z CRAZY CARRY108MH

リール:SHIMANO ツインパワーsw4000xg

ライン: SUNLINE キャリアハイ6 1.5号リーダー:SUNLINE ソルティメイト システムショックリーダーFC25lb

ルアー:pozidrivegarage スウィングウォブラー145sモデル55

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