対馬と言えばヒラスズキの聖地。
ヒラスズキをやる人なら一度は訪れたい楽園。関東からのアングラーとなれば遥々、春爆のヒラスズキ乱舞を夢見て訪れたい場所であるだろう。しかし、そうはいかないのも遠征の試練。天気はもとより、ベイトや魚の接岸量など色々越えなくてはいけない要素は多い。
今回の3泊4日の遠征は、ポジドラヒラスズキ部!?のカリスマヒラ師のRED中村隊長とビックヘッド山田居眠り隊長(笑)と共に夢のような舞台での遠征。事前の予報では初日荒天、中2日ベタ凪、最終日荒天。と中々ハードな展開が予想された。果たして釣行は如何に!?
偉大なる聖地の規模に圧倒!?
初日、ジェット船で南部の厳原に昼過ぎに到着。荷物を事前に北部の比田勝の宿に送っていた為取りに行く。余裕をこいて「ビールだ!カレーメシはどこだぁ!?」とディスカウントショップを梯子する隊員達。ちなみに北部にも大型のディスカウントショップはあるので(何故かGOGOカレーもある)食糧調達にそこまで時間を費やさなくても良かった。
が、そこから事件は起こる。厳原から比田勝までの距離81km、2時間弱のロングドライブ。南北に長い事は事前にリサーチ済みだったが、そこから宿入りして準備をしたら夕マヅメが間に合わない!
あいにく予報の風は「南西!」笑
宿を北に取ったが、予報に反して最終日以外は南西の風、、、ここから毎日南北道路ドライブを強いられる戦いが始まったのだ。そして朝9時と19時の宿の食事を摂取する事が約束されており(何故断らなかったのか、疲れのせいか今となっては謎に包まれたままである)
初日、やっとのことで西面の釣り場に着く(時刻は17時笑)南西の風13〜4mくらいだろうか?表面に出ると風で身体がフラれる。
条件は悪くない。ひたすらキープキャストを繰り返しが、ヒラスズキからの反応はない。後に地元ローカルの方から聞いた話では、今年の対馬はベイトが寄らず、青物・ヒラスズキと好調とは言えない状態とのこと。
夕食までの帰り時間を計算すると、ローライトに差し掛かったタイミングでタイムアップとなった。
とにかく三浦を出て釣り場に着くまで10時間。山田隊員も、夜勤明けからの対馬入りで食後すぐに力尽きる。皆初日にしてバタンキューだ。翌朝からは凪日が続き、瀬わたしの渡船屋を探すが電話がどこも繋がらない。
南西のウネリが残る事を期待して、初日は終了となった。
Part2に続く。
【タックルデータ】
ロッド: SENKIN ヒラスズキロッド(プロト)
リール:SHIMANO ツインパワーsw4000xg
ライン: VARIVAS バリバス8 2号
リーダー: VARIVAS ショックリーダーVEPナイロン35lb
スナップ:鉄腕スナップ#1
ルアー:pozidrivegarage
PZDV 145F(プロト)PZDV105(プロト)