足で稼ぐ厳冬期

独り言
春はすぐそこまできてる、、

1月の出張ラッシュが終わり2月からヒラ日和はホーム三浦で足繁くフィールドに通う。

何度も何度も波を被っては手足の感覚はなくなる

朝の気温は厳冬期ということもあって5℃を下回る。原付きアングラーには厳しい季節だ。真っ暗な県道を走り釣り場に着いた頃には既に感覚なんてない。

スナップにリーダーを結び、ルアーを通す。が、スナップが閉じれないのだ。感覚がなくてそれだけで時間かかかる。

数少ないチャンスもものにできなくて落胆する時もある

なんでこんなに苦行な修行のような釣りを続けるのか?魚を釣り上げるなら他の釣りでも良かったはず。

雪山登山をやっていた時の感覚に近い。1歩1歩アイゼンを斜面に蹴り付けて登る緊張感。1歩踏み外せば滑落だ。そこまで大袈裟ではないが、磯ヒラは1キャスト、1波を丁寧に繰り返すのは、その感覚に近い。緊張感というのは自分が生きている事を実感できるからだろう。

SNSなんて、覗けば他人の釣果を気にするだけの面倒くさいものだ。釣りはもっと自由でいい。

看板だの、スタイルなどどうだっていい。雑誌や空撮しかなかった時代はもっと自由だった気がする。

もっともっと、海や鳥や風に耳を傾けないと自分の釣りなんてできなくなる。

一つ一つ失敗と経験を繰り返して1匹にたどり着く。厳冬期の1本はそれだけ難しい。だから自分のスタイルを崩さずフィールドに通う。

足で稼ぐ、泥臭くね。

1匹にこだわる。

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