3度目の壱岐へ〜episode2〜

遠征釣行

深夜ものすごい雨と風で目が覚める。

ウトウトしながら、そのまま携帯のアラームと共に起床。

僕の予定の関係で今回の遠征は2泊3日と割と弾丸遠征で、丸一日使えるのはこの日だけだった。

天気は回復傾向にあったが、暴風が突きつけた表面は大潮ということもあり釣り場が限られる。3人で風裏の潮通しが比較的良いエリアをランガンする事とした。前日にトモさんが1本ヒラスズキをキャッチしていたが、活性は低いとのこと。

目星をつけたポイントを打っていく。紀伊半島をホームにする森井君とトモさんはテンポよくランガンしていく。そんな姿を横目に見ながら僕は地蔵(笑)

細かなポイントをあーだこーだ言いながらルアーチェンジも細かめに繰り返す。釣りするエリア間違えはスタイルもタックルも違う。これだからヒラスズキ釣りは奥が深い。どちらが正解とかはないし、魚まで辿り着くのプロセスの組み立てが楽しいのだ。

僕はいつもと同じ組み立て方で魚の活性を探っていく。スウィングウォブラーの85やスキッドスライダー95sでサーフェスをチェックしていくが、案の定この時化で急激な水温低下なのか?魚が沈んでいるのか?アングラー側の腕のなさか?反応は取れなかった。

釣り場を各地巡りながら一つ一つ確認をするようにレンジを刻んでいく。4箇所目?回ったが3人とも反応がない。違うエリアを回っていたレッドさん達にLINEするも反応は無いとのこと。

陽も傾きだし焦りがでる。

6年前の記憶が頭をよぎるが、絶対魚が反応するタイミングがあるはずだ。

ゴロタ場を丁寧に打っていく。

厚く良いサラシを打つも反応なかったが、ふと波のない場所に、払い出しの流れが絡むシモリが目についた。

「ゆっくり魚を誘いたい」

そんな時投げるルアーが必ずあるFLATFLUTTER95S(ノーマル)だ。

やり方は簡単で、フラッターをキャストした後、ティップを立ててゆっくりリーリングして糸ふけだけを巻き取るだけ。

流れの強弱でヘビーと使い分けるのだが、ノーマルはゆっくりルアーを見せることができるのと、払い出しの流れに馴染ませながら浮遊させる事で、レンジキープしながらシミーフォールアクションを演出する事ができる。

これは浜名湖のポジドラテスター森くんが得意とする釣り方で、彼に教わってからよく活用するのだが、絶妙な浮遊感がバイトを誘う。

「カツンっ」

ヒラスズキ特有の金属バイト。

渋い割にはしっかりと食ってきた魚で夢中になってハンドルを回す。

可愛い魚だったが、久々の壱岐でのヒラスズキに惚れ惚れする。

サイズが出れば絶対良いが、ここまでの道のりを考えればこの1本は超絶嬉しい。

3人でランガンするもこの後魚との出会いはなく2日目を終了した。

夜はおじさま3名と漁ちゃんと合流して釣り談義?笑

ほぼ釣り以外の話で大爆笑

最終日、帰りのフェリーの状況を見るとどうやら午前便で帰らないと船が出ず、朝マヅメの1本勝負に賭ける。

が、しかし、

再び低気圧のウネリで前に出れず

立てる場所も限られてしまい中々なく雹やら大雨やらで強制終了。残念ながらここで納竿となった。

いつも壱岐に来ると「自分はどれくらい成長したかな?」と確認作業をするが、このタフコンの中1日半の中で1本を取れたことは素直に少し前に進めたかも。と思える結果だった。そして何より、釣りという趣味ので繋がれる仲間との出会いは最高の思い出となった。

いつ来ても暖かく迎えてくれるみなとやゲストハウス。壱岐遠征をお考えの方は是非!

宿でトモさんと別れ、森井君と博多港へ。たまたま島に渡れずウロウロしていたAPIAの清宮君ことキヨミーが福岡にいたので、3人で鉄鍋餃子!(写真禁止なのでご想像にお任せします)

雪舞う中この後1時間外で待つ事を僕らは知らない

品川シーバスフェスタから始まった今回の遠征。弾丸ではあったけど、また次に繋がる良い機会となった。来月は再び九州遠征が控えているので気合いを入れて三浦で修行の日々は続く。

/// Tackle Data ///

Rod:【GAMAKATSU】 LUXXE proto rod

 Reel:【SHIMANO】 ツインパワーsw4000xg 

 Line:【VARIVAS】 VARIVAS9 1.5号

Leader:【VARIVAS】 SEA BASSフロロ30lb

Snap:【GAMAKATSU】

Ti SNAP WIDE#1.5

Hook:【GAMAKATSU】SP MH#4

Lure【pozidrivegarage】

FLATFLUTTER95S

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