久々に筆を進める。

2025春、結果だけ見たらため息しか出ないシーズンだった。そんな僕は日々「般若」を聴いてモチベーションをあげる(笑)
五島の敗北から数ヶ月。ホーム三浦でも中々魚と出会えない日々が続いていた。「同じような地形だと房総がいいんじゃないですか?」とAPIAの清宮君こと「キヨミー」から提案。
仕事のスケジュールと天気と睨めっこしながら数年ぶりの房総へ。
そもそも同じ地形にこだわるのは、今関わらせていただいてるロッドとルアーのテストを兼ねて

senkinの頃から考えていた「掛けて獲る」竿にプラスα付け足した「掛けてからバラさない」竿へ。わがままを聞いてくれる開発メンバーの方々には頭が上がらない。
僕のホーム三浦半島はじめ、全国には低い立ち位置からヒラスズキ釣りをするエリアが多数あって、その地のアングラーなら少なからず「張りが強すぎてランディング時に曲がらない竿」に違和感を感じているはず。そもそも青物が混じったり足場の高いエリアとはロッドに求める要素が違うはず。
バスロッドの様に多様なシチュエーションに合ったヒラロッドがあっても良いと思って日々投げ続ける。

分かる人なら分かるはず。
話を房総に戻そう。
久々の房総day’s初日はエリアを絞り沖の鳥とサラシを探しながら右往左往する。時期的にはイワシの接岸と共に青物が周る時期だろう。

各所チェックするのも、この日はヒラスズキには出会えず車中泊。このおひとり様時間も遠征の醍醐味。若い頃の様にがむしゃらに遠くの釣り場に行けなくなった分。この瞬間を味わう様にビールを流し込む。

DAY2は仲間にわがままを言って、初日エリアに残らせてもらった。平磯地形を思う存分チェック。

バラす笑
風向き、風速、地形に合わせながらどんな感じが良いかチェックしつつしっかりシーバスとヒラスズキを仲良くバラしつつ、本命と確信した魚はクロダイ笑

竿と共に進めているのがポジドラのスキッドスライダーのロングバージョン。これも今回色々と良い場面と改善点が見えたので収穫ある遠征となった。

タイミングは潮回りの様に移り変わる。歯車が噛み合わない日々があっても、現場に立ち続ければ見えてくることがあるだろう。来シーズンを見据えまたコツコツ修行は続くのだ。
/// Tackle Data ///
Rod:【GAMAKATSU】 LUXXE proto rod
Reel:【SHIMANO】 ツインパワーSW4000xg
Line:【VARIVAS】 VARIVAS9 1.5号
Leader:【VARIVAS】 SEA BASSフロロ30lb
Snap:【GAMAKATSU】
Ti SNAP WIDE#1
Hook:【GAMAKATSU】SP MH#3
Lure【pozidrivegarage】
SKIDSLIDER115(プロト)