3年前、小さな2年生くらいの可愛いイトウ達だけ見て終わった北海道遠征。

「小さくてもイトウの顔は見れたし満足だね!」その時はそう言って、2人とも歳を重ね、本州の渓流遠征へ数年通っていた。

2026年春、東京でN氏と飲む機会があり、今年の遠征先について2人で話あった結果「2人とも描く魚の姿は一緒であった」
「やっぱ、立派なイトウを一目見てみたいですよね!」N氏は言う。関東から遠征を組むとなるとそれぞれの家庭や仕事への影響も考えてあえて口にしてこなかった「北海道」と「イトウ」の文字。封印を解いたように僕らはイトウの話に夢中になった。
「今年は鱒族に絞って行きましょう!」
こうして、僕らの北海道遠征は始まった。SNSが普及して、僕らはいつからか情報源を画面上に託している。今回の遠征だって時期が迫ればついイトウを検索してしまった。
しかし、僕らの行く先の情報なんてこれっぽっちもなかった。
今回の遠征で向かう、北海道のエリアで6月上旬、大きく3つのエリアでイトウが狙える。僕らの表情を見ながらポイントを紹介したいと思う。
一つ目は「サーフ」
浅はかな知識なので間違っていたら教えてほしい。上流域で産卵を終えて、餌が豊富な海まで下り、餌をたらふく食べて回遊する海イトウ。

二つ目は「大規模河川」
上流から河口まで狙うエリアが広いイメージ。正直この釣りに関しては知識が無さすぎるので割愛するが、河口域でアングラーが多いイメージ笑

三つ目が「湿原河川」
本州では馴染みがないが、古くから湿原地帯を蛇行するように流れでている小中河川だ。僕らが目指すのもこの湿原河川。

ってくらい藪漕ぎした先に川幅10mにもみたない川が湿原河川
3年前もGoogleマップを見ながら、めぼしいエリアをピンしては釣り歩くという事をしていた。今回はこの続きである。
湿原河川というとどんなところかというと、関東のアングラーは印旛沼や牛久沼水系の河川を見たことがあるだろうか?両端にアシが繁茂し、泥底でブラックバスが釣れそうなあの雰囲気。底質はエリアによっては玉砂利があるエリアもあるが、藪漕ぎを余儀なくさせられ、エゾシカやヒグマなどの野生動物の生息地。
非常にデンジャーな香ばしい匂いがするが、そこでイトウをはじめとするアメマスやNGフィッシュ(何だそれは)などが生息している。デンジャーな匂い満載だが、地元釣具店で「湿原に行く人は変態」と称賛されるくらい人が少ない。つまり魚もフレッシュ。

この秘境感たっぷりな湿原河川で、僕らの5日間の旅が始まる。
初日のアクシデントなんて知るよしもなく、、(クスクス)




