ヒラスズキを追う日々

釣行記
南部は再び暖かい黒潮から延びた流れが当たる

残すところ1ヶ月となりました。三浦半島では産卵に絡むいわゆる「南下系シーバス」の話もポツポツ聞かれ始めた。

僕はというと、以前ヒラスズキに拘っている。暖かい海水温が入れば青物も混じる日もあり。良い状況が続くかと思えばすぐ低水温になったり混合マイクロベイトにまどわされたりと状況はシビア。

この日はべた凪済み潮で時折セットが入る程度。わずかな時合をシーンに合わせて釣る。

その日の状況を頭の中に叩き込み、朝を迎えればそれを繰り返す日々。釣果だけ見てしまえば「三浦ヒラスズキ好調ですね!?」となるが、普段なら出てくるサラシの厚さでも「ここで出ないの?」って思う日は多い。

この日は分厚い流れとサラシ。表面に魚が出る前にルアーがポイントを流れてしまう。そんな時に合わせてルアーチョイスするとハマった

スウィングウォブラー85sを投げれば決まるシーンは多いですが、この日は流れが強かった。おまけに分厚いサラシと風によって中々ルアーを思うように通せない時はスキッドスライダー95sをチョイスしているとハマる時がある。

マヅメ時はチャート系を好んで通す。

そしてここ最近の課題はスウィングウォブラー125s。期待を胸に投げたサラシからは上手く魚を出せない日々が続いていた。動きも85や145は全体的にスウィング強めで魚へのアピールも強い。ただ125は他の3つとも異なる。

pozidrivegarageのビルダー飯村さんは「アピール力では断然145sですが、125sは85とも145ともまたちょっと違ったテイストに仕上がってますので、是非ともその辺見つけ出し、トップともミノーともシンペンとも言えない、妙味をお試しいただけらと思う次第でございます。」

と、ユーザー側にルアーを使う上での余白を与えてくれている。ポジのルアーはそう言った面白さがあるのもいい。

話は戻るが、僕がスウィングウォブラー125sをヒラスズキで使う上で今現在どんなシチュエーションで使うかと言うと「サラシが分厚い時、沖のシモリ打ち、狭い岩と岩の間を通す時」である。125sはスウィングウォブラーシリーズの中では一番静かなスウィングで泳ぐ。引いてるイメージは沈まないシンペン。ゆっくりとルアーを見せたい時には効くと思う。また竿先を「チョンチョン」とシェイクしながら巻くと85sの様にシッカリ首振りをしてくれる。

85sで手前を攻めた後、沖のシモリを125sで引き出す。

85sがオートマチックルアーであれば、125sはマニュアルルアー。短い時間での使用感ですが、使い手の動かし方で幅はグッと広がる気がしてます。

残り1ヶ月、どこまでポジルアーで引き出しを増やせるのか、日々の考察と検証は続きます。

【タックル】

ロッド: APIA Foojin’Z CRAZY CARRY108MH

リール:SHIMANO ツインパワーsw4000xg

ライン: SUNLINE キャリアハイ6 1.7号

リーダー: SUNLINE カットインフロロカーボン25lb

ルアー:pozidrivegarage カタクチジョニー125s、スキッドスライダー95s、スウィングウォブラー85s、スウィングウォブラー125s

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