晩春の伊豆へ(2020.4)

遠征釣行

カレンダーの休みにあわせ、ずっと天気予報と睨めっこをしていました。ここぞ!というタイミングで、この時期にしては珍しく台風1号が発生した。行き先は3月にホゲた伊豆⤵︎⤵︎

リベンジを望むものの、2日間の工程のうち初日は凪予報。予報にはない台風からのウネリに期待する。

黒潮分流の入りは申し分ない

毎回の事だが釣れる釣れないにしても伊豆のロケーションが好きで、磯への道での様々な生き物たちに目が向く。道中の長いドライブも風景に目を向けながら、昔の懐かしい思い出を振り返ってみたりと好きな時間である。

磯道にはヤマツツジが咲き伊豆は既に初夏

そんなこんなでフィールドに立つ。南西風と微ウネリもあっていい感じだ。まだあたりがうっすらとしか見えないローライト、足元へスキッドスライダー95sを投入すると水面が爆破した!「ガガンッ!」グランデージアトラスも水面に引き込まれる。

ローライト時のスキッドは僕のパイロットルアー

ウネリもあってだいぶ手前からのファイトスタートだった為、慌てて前に出るが、その瞬間「フッ」とテンションが抜ける。

「あぁーーもぅー下手くそ!!」久々の魚の反応に手が震える。何十年と釣りをしてもこんな事がある。悔しい反面、魚との対面で興奮がやまない。

ワンドを変えて2キャスト目、再びスキッドスライダー95sに誤爆。悲しすぎる。その後日の出と共に反応はなくなり、崖を登りランガンしていく。

場所変えしていくが、ウネリも落ちていく

むやみにシモリ打ちをせず、毎回角度を変えながらキャストを続ける。一瞬、良い角度でセットが入った。流れの起点にスキッドスライダー95sを投入し、リーリングを開始した直後水面が割れた!「ガガンッツ!!」魚もエラ洗いで抵抗。今度は落ち着いてファイトし、セットのタイミングを見てずり上げる。サイズこそ大きくはないものの、1ヶ月ぶりのヒラスズキ。磯でガッツポーズをしたのは言うまでもない。

スキッドスライダーに出る魚は良い食い方をしている時が多い気がする。

その後は波も反応もなくなり、潮変わりと共に場所を後にした。

いつもと違って日中はポイント開拓や波やベイトを探す。

夕方も各エリアを試すが、魚からの反応を得られず1日目は終了。しかし歩いた。夕食と銭湯を堪能し、車に戻ると力尽きた。

DAY2

台風からのウネリがしっかり入ってきた。風は南西後、明け方から北東爆風となる予報。風変わりからウネリも消えてくだろうと考察してローライト勝負にでた。

スキッドスライダーを封印し、ビルダーさんから手渡されたプロトミノー縛り。

pozidrivegarageで開発中のミノーPZDV

先月から使ってきてようやく動かし方がイメージできてきた。流れの中で波動を感じない程度にヌメヌメと動かし、ステイ。すると「ドン」っと当たる。エラ洗いをし抵抗するのはヒラスズキ。「これは取りたい!」足元まで寄ってくるが、そのタイミングで大ウネリが入りそのまま魚を連れていってしまった。

次は足元のシモリに対して少し潜らせてシモリをなぞるように流すと下から追尾しながら丸見えバイト。これも食い切れずバラシ。ちなみに先日もメジナをポロリしたのはここだけの話。

自分の腕のなさを嘆くも、これもまた必要な経験。風が変わりウネリも落ちてしまった為、納竿とした。

【タックル】

ロッド: APIA GRANDAGE ATLAS BLACKFIN 102HH

リール:SHIMANO ツインパワーsw4000xg

ライン: SUNLINE キャリアハイ6 1.7号

リーダー: SUNLINE カットインナイロン35lb

ルアー:pozidrivegarage スキッドスライダー95s、PZDV(プロト)

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