春の良型青物でわいた三浦半島。それも過ぎると夏へ突入。色々な魚達が賑わう季節の到来です。
そして昨年末、上州屋佐島店さんからご依頼をいただいたスウィングウォブラー85sのオリカラも第一弾が届いたので今回はそれを使っての初釣行となりました。
左の荒波コロベイトを監修させていただいたのですが、スウィングウォブラー85s。言わずとしれた名作ルアーですが、サイズとシルエットの関係で、サラシの中で使用すると行方不明になる事がよくありました。そこで、ヘッドをオレンジにし、ボディはブラック系のカタクチイワシ模様のリアルカラーにしてみました。悩みに悩んだベリーカラーは、他ではあまり使われないけど、魚からの視認性が高い物を文献などから調べてグリーンを選びました。pozidrivegarageの「自分達が欲しいものを作る」という根幹の部分を軸に「自分が欲しい他にないものを！」というコンセプトで作りました。沢山の方の手に届く事を祈っております！
釣りの話に戻りましょう。この日は前線に向けて南風が吹く予報。波は1m程の予報でしたが大潮周りという事もあって、潮の流れが効いて良いウネリが入ってきました。
サラシのセットが入り、流れが引いていき水面が平水になるタイミングでウォブラーを通します。シモリの上を通過したタイミングで水面が割れるも誤爆。その後はいいセットが入るも続かず、少しそのポイントを休ませます。他を打ってきて、再びセット待ち。
いいセットが1発、2発、最後に小波が1発入った瞬間にセットの向こうへウォブラーをキャスト。払い出す流れにのせると、、
「バッコーン！」と気持ちいい出方！
一息いれて、竿を横に合わせる。サイズは大きくないが、元気に走る。手前のシモリもセットのタイミングを見て乗り越えて無事ランディング。
「うぉーーー」
下半期1本目にして、荒波コロベイトにしっかりと出てくれたヒラスズキ。これには感動。
その後は続かず、LINEを見ると仲間からモジャコ（ワカシとショゴ）が湧いているとのことで、その場を切り上げタックルを持ち替えて現場に急行する（笑）
もちろん投げるのはスウィングウォブラー85s。1キャスト目から出るわ出るわで心地よいモジャッキングを堪能する。リトリーブスピードはルアーが飛び出さないくらいギリギリの高速リトリーブ。
表層に反応がなくなると、レンジを入れフラットフラッター95sを投げる。これも見切られぬ様、表層の一枚下を高速でタダ巻きする。
小一時間でしたが、ワンキャストワンヒットでこれまた楽しい。サイズが可愛くても引きはしっかり青物なので楽しい時間となりました。
季節と共に移ろいでいく魚を追いながら、これからもフィールドへ足を運ぼうと思う。
【タックル】（ヒラスズキ）
ロッド: APIA GRANDAGE ATLAS BLACKFIN 102HH
リール:SHIMANO ツインパワーsw4000xg
ライン: SUNLINE キャリアハイ6 1.7号
リーダー: SUNLINE カットインフロロカーボン30lb
ルアー:pozidrivegarage スウィングウォブラー85s（荒波コロベイト）
【タックル】（モジャコ）
ロッド:APIA グランデージSTD 96ML
リール:SHIMANO アルテグラc3000XG
ライン:SUNLINE キャリアハイ6 1号
リーダー:SUNLINE STATE CLUTCH 25lb
ルアー:pozidrivegarage スウィングウォブラー85s、フラットフラッター95sノーマル、クリスタルサリー60
