結果から言うと、春の青物シーズン来る日も来る日も現場に通い、とうとう満足いく魚に出会うことはできませんでした。
僕の中で春シーズンが終わった。過去3年は満足いく魚を獲れていたので悔しい結果でしたが、こればっかりは仕方ありません。今年は知っている限り、6月中旬に仲間が出した魚が恐らく最後だった。その後は魚も北上したのか、狙った時期に狙ったエリアでの魚の反応はなくなった。
昨年2020年三浦半島の青物状況はこちら↓↓
https://uneri-fishing.xyz/三浦半島青物ゲーム・春の陣(2020-6-16-513)/
青物の入りを感じた、前の大潮周り。例年に比べるとイナワラ以上の釣果は聞くところ少なかった。「ならば今度の大潮まわりは?」と期待した中潮初日。水温とベイトを見ても、良さげ。満潮からの下げを狙える岬でイナワラの回遊を待つ。
朝の薄明るい時間帯から段田と周りが見えてくる。カタクチジョニーを遠投してリーリングすると「ドンっ!」と青物特有のバイト。が、上がってくるのはモジャコ(ワカシ)。本当群れが入るとワンキャストワンヒットで掛かってくる。
三浦半島の青物の入り方と言えば、湘南方面で青物の話題が出てから一潮もすると佐島の定置網で魚が入り出す。この記事を書き直している7月上旬には佐島定置にはワラサに変わり、夏を告げるシイラとショゴが入ってきていた。
話を釣り場に戻すと、この日は朝から立て続けにボイルが発生するも全てモジャコ。
25〜30cmくらいだろうか。ライトタックルなら楽しいゲストなのだが、お母さん(ワラサクラス)狙いだと少し悲しいかな。この日の朝はポイントをほぼモジャコに包囲され終了した。
釣りから帰り、宿仕事をしていると港の風は南に変わっていた。仲間が「波上がってきたのでヒラやってきます」と言ってたので連絡を取ると「魚入ってます!」との事。仕事を早めに終わらせて(こういう時は凄く仕事が早いw)夕マヅメは釣り場に立っていた。
夕マヅメは上がらなくてはいけない仲間とバトンタッチで風波のサラシをスウィングウォブラー85sで丁寧に通していく。こういう時、セットの後の白泡が落ち着く瞬間にウォブラーを通すと反応が良い。スリットの払い出しを何度か打つと全身丸見えのヒラスズキが顔を出す。
その後も2バイト出るが、追加ならず日没を迎え納竿とした。春は波が有ればヒラスズキ。ベイトの回遊が見えればワラサを狙い続けたが、恐らくこの魚で春シーズンを終える事になりそう。
シャローランナーが多いポジのルアーですが、ヒラスズキや青物などにもしっかりと有効性を確認できたのは、とても良かったこと。こんどは夏の魚を狙いつつ、ポジのルアーをまた極めてみたいと思う。
【タックル】
ロッド: yamagablanks バリスティック hira107
リール:SHIMANO ツインパワーsw4000xg
ライン: SUNLINE キャリアハイ6 1.5号リーダー:SUNLINE カットインナイロン7号
ルアー:pozidrivegarage スウィングウォブラー85s、フラットフラッター95s、メタルフラッター30g、40g、カタクチジョニー125s