北の大地の短い春に誘われて

遠征釣行

とある春の時期に、再び訪れることができた北の大地。先月来た時は痺れる寒さの中、北の大地の洗礼を受けたのは言うまでもない。しかし、1ヶ月で木々が一斉に芽吹き、山も地肌を出し始め、短い季節の到来だ。

初日は海アメに海サクラとそんな簡単に出るわけもなく、景色に見惚れてしまった

朝の冷え込みに対し、日中は20℃を越す暑さ。朝は早く、夜は20時になっても水平線が明るい。軽い白夜みたいなものだ。こうなると朝も早くなるが、一仕事してからフィールドに入る。

対象魚の情報は少なく、ベイトが付くであろう場所をGoogleマップでピックアップしては歩く。今回は車の使用も限られている為、ひたすら歩く。

渡れない水路が現れれば大きく迂回する。

広大な牧草地をゆっくりと流れる太古の川。それが今回の舞台だ。シチュエーションは最高だが、肝心の魚の反応はない。ベイトとなるウグイが群れている流入河川を見つけては、妄想だけで組み立てたルアーをブッシュへ投げていく。

日は高くなる。目視で入ってくるのはウグイと良型のコイのみだった。雪代が落ち着きつつあるのか水位は落ちたが、水温が低いのか。場所が悪いのか分からず。2日目のチャレンジは終了した。

この湿原のどこかに魚は必ずいる

幻の淡水魚には出会う事ができるのでしょうか。翌日も探索は続く。

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