DAY4
6時起床。今朝は漁さんと磯へ案内してくれるということで、同行させてもらいました。
朝マヅメ、昨日バラシのあった西のエリアへ。鳥は昨日と比べて減り、波も落ちはじめていた。
時折り入るセットへサーフェイスウィング95fを入れるが反応はない。僕はわりかとそのエリアをじっくり探ることが多いが、漁さんのテンポが早い!ピンポイントでチェックしては、磯をポンポン移動して次の場所を打っている。時には地蔵のようにその場所をじっくり攻めることもあるのだが、魚が渋い?状況の中は目星をつけたエリアをテンポよく探る。釣り場の見極めが早い。右隣の岩場に立っていたかと思いきや、気づいたら左の先にある岬の先端にいる。
テンポよく磯をチェックしたが反応を得ることはできず、昨日打つことのできなかったエリアを案内していただきながらキャストを繰り返す。
お茶目な一面は渋い状況でも笑顔になります。漁さんの人柄に触れることができたのも嬉しかった。昼まで各所をランガンしたが反応を得ることはできなかった。漁さんも宿の仕事に戻るため、みなとやで別れ、再び島内をうろつくが、この日も魚からの反応を得ることはできず夜となった。
そして夜の部へ
この日も肩を落として宿へ帰ってきたが、スタッフの皆さんが温かく迎えてくれました(泣:ホントいい宿なんです)美味しい夕食を満喫しつつ、部屋で一緒だったアングラーさんに話を聞くと、夜のアジ釣りがやたら楽しいらしい。実は本命の魚を釣るまで他の釣りには反応しないでおこうと思っていたのですが、「尺アジが乱舞してますよぉ。最大は45cmでした」の一言で完全に頭のスイッチが「シャキーン!」と入れ替わった(笑)
ヘルパースタッフのぽにょの「今日は何飲まれます?」に対しても「烏龍茶でお願いします!」と夜の延長戦の参戦が決定!
楽しすぎる壱岐のライトゲーム
アジのいるエリアを聞き車を走らせる。夕食時まで大雨だったが釣り場に着くと多少小降りになっていた。短時間と決めていたのでレインウエア+ギョサンで入釣。常夜灯の明暗にピンテールワームをキャスト!どれどれ・・・・「コツンッ!」とドラグが響く。
「超楽しい~~~」
明暗の際にキャストしてフォールさせての連続。ほぼ入れ食いで竿が曲がる。フォールの間を長くとって底付近まで丁寧に探ると、良型のアジがドラグを鳴らしてくれる。短時間で切り上げるはずが、気が付けば夜中を過ぎる。。。どんだけ魚に飢えていたのか。美味しそうな壱岐のアジを見るとブルブル震えてるのにやめるタイミングを見失ってしまった。
なんて豊かな海なんだろう。本当小さなどこにでもありそうな小さな漁港にアベレージ25㎝くらいのアジが入れ掛かり。現地の人の話だと尺アジは通常で40オーバーはもちろん、50オーバーまで釣れるというから夢もある。
僕の方も何とか尺オーバーの余裕の自己記録を釣ったところで、ギョサンを履いている足の感覚がないのに気づいたため納竿とした。
深夜、宿に帰るがいつもの駐車スペースが空いていない。。。。時計を見ると深夜2時(笑)ここで宿のスタッフ起こすのも申し訳なかったので、南部エリアにカマスが群れてると聞いていたので、直行www
途中ファミリーマートでホットコーヒーを飲みながら体温を上昇させる。現場に着くと土砂降り。明け方付近まで車の中で待機する。ウトウトして時計を見ると4時前になっていた。辺りは変わらず雨。「どうするかな~」とルームミラーを見ると現地のおじさま達がカマスを乱舞させているではないですか!!!
すかさず夢中でライトタックルを組み1時間。
大雨の中で釣り続ける。
「わわわーーーー」
控えめに言って「楽しすぎました」
終了する頃には夜も明けて雨脚も強くなったので納竿とした。
朝マヅメの磯に立てる余裕もなく宿へ帰り布団になだれ込む。壱岐のライトゲームが奥深すぎて沼にはまりました。このまま終わっちゃうのかなと頭の中に思いながら、冷えた体を温めて眠りについた。
この後起こるドラマが待っているとはしることもなく。
【タックルデータ】
ロッド:APIA Legacy’sc NOBLEMOON73MLT
リール:Daiwa フリームスLT2500S-wa フリームスLT2500S-XH
ライン:Rapala ラパラノヴァXマルチゲームPE0.6号
リーダー:サンヨーナイロン ナノダックスリーダー7ld
ワーム:月下美人、レインズ