新しい年(2020.1.9)

釣行記

明けましておめでとうございます。

少し遅い正月休みを満喫して、三浦へ帰ってきました。今年はホームの三浦半島をはじめ、遠征と称した釣り旅をし、まだ見ぬ魚やローカルアングラーの方々との出会いを通じて釣りをもっと楽しんでいけたらと思っています。

怒涛の年末年始を越え、2週間ぶりにやっとこホームの海へ釣りに行ってきました。帰省先から帰った8日の夕方は発達した爆弾低気圧が過ぎ、各地で台風並みの風が吹きつけた。その日にホーム東岸に入っていた友人からもプリ個体のシーバスの釣果を聞く。どうやら波は予想以上に高いようだ。

前日の8日には発達した爆弾低気圧が本州を通過した

おまけに大潮周りのため、高潮気味なのか。予報より風が変わるのも遅く、翌日9日も波は残ると考え、翌日の明け方から西部エリアへ入ることにしました。車から降りると風はほとんど感じないが「ゴゴゴゴゴゴゴォォォォーーー」と海側から聞こえてくる波の音が想像よりデカイ。しかも朝は満潮。これは釣りが成立するのか?不安になりました。

恐る恐る磯へ降りると、一面のサラシ・・・いや、足場がサラシで消えてる・・。普段は波が這い上がらないところでもウネリが到達している。高台から海をみると波長の長い大ウネリがなんども磯へ叩きつけていた。数カ所かろうじで打てそうな場所をシンペン中心で叩くが、流れもきつくルアーが思うように動かない。タイミングを見て投げ返すが、時間だけが過ぎていき、マズメの貴重な時間は過ぎていきました。

仲間も違うエリアに入ったそうだが、前日よりウネリがきつく釣り場から上がるとのことだったので、合流して情報交換をした。改めてサーフを覗くが濁りもきつく、雰囲気がない。そしてダメ出し。かっ飛び棒をフルキャストすると「ふわっと」竿先からテンションが抜ける。


心もここで折れた。「帰ろう。きっとこれじゃどこも釣りにならない」車に乗り込みふとSNSに目をやると・・・「ヒラ釣れてるエリアあるやん!!」と想像を膨らませる。少しでも波裏で出せそうな場所はないかと考える。

部屋のデスクにはマップを張り付けていて、予報をみながら釣り場を決める。

「ここならできるかも」と車を走らせる。やはり波の表はウネリで打てそうにない。高台へ叩きつける波の高さは相当。ここで波裏に目をやるとスリットに波がうちつけている。潮位もまだ高めでサラシも厚めだったのでぶっ飛び君95Sラトルをチョイスするようにしています。

ぶっ飛び君シリーズは水深やサラシの厚さで使い分ける

セットのタイミングを見てスリットを横切るように通すと「ゴゴンッ」と鋭いアタリ。すかさづ合わせると元気にエラ洗い。サイズは大きくないが元気なヒラスズキでした。

竿を下げて応戦し、手前の生え根もセットに合わせて飛び越える。こういうう時にフックに強度があると少し無理ができる気がしてます。ヒラスズキは口先も小さく硬いので掛けてからのキャッチ率が他の魚より低い気がします(ただ単に腕の問題もありますが・・・)なので僕は、ジャンプライズのMMHかがまかつのMHを使います。お財布事情もあるためなかなか全てのフックをいいものに。。というのは難しいので使い分けをしていますが、何より針先の鈍りや伸びが少ないのはお気に入りです。



スリットから出てきたヒラスズキ。年初めに出会う1本はやはり嬉しい。

体幅もあってかっこいい個体だった。そして、2匹目も?と思い少し角度を変えて同じスリットを通すと「カカンッ!」と再びヒラスズキがヒット。しかしエラ洗いと共にフックが外れてしまい、針をチェックするとさっきの取り込み時?に少し針が伸びていたようでした。

場所を休ませたかったので、少し付近の打てるサラシをチェックする。やはりハエ根などに魚が付いているようでミスバイトが続く。魚の活性が高い。

陽も昇り光量が増えてきた。ウネリの割にそこまで濁りはないため、休ませたスリットへルアーチェンジし、フラットフラッター95Sを投入。テロテロしたダートをしながらスリットを越えると・・・・こない!?アレ・・・

「ゴゴンッッ!!」ってキターーーーーー!!テンションマックスで一気にリールを巻き引き寄せる。さっきより元気な個体だ。手前の根も入られそうになるが、引きはがしたところで勝負アリ。

ポジドライブガレージ フラットフラッター95S(ナミノハナ)


その後はアタリも遠のいたため、釣り場を後にしました。帰宅後、ヒラスズキのお腹を捌いてみるとサイズは小さいがキビナゴが入っていました。今シーズンの三浦エリアは例年に比べ、ベイトも少なめ。風物詩になっているトウゴロウイワシも昨年はびっしりいたところにいないこともあるため、キビナゴが入っているのはいい指標になりました。

翌日も違うエリアにて釣行したが、やはりキビナゴを目視することができたので今後もフィールドに出向いて動向をチェックしていきたいと思います。

【タックルデータ】

ロッド:ヤマガブランクス バリスティックHIRA107

リール:シマノ ツインパワーSW4000XG

ライン:シマノ ピットブル4  1.2号

スナップ:ジャンプライズ コンビリング#3

ルアー: ジャンプライズ ぶっ飛び君95Sラトル(蒸着ゴールドレインボー)、ポジドライブガレージ フラットフラッター95S(ナミノハナ)


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