今年は風と休みのタイミングが合わず、中々アジャストできない日々が続いていた。許された隙間の時間に少しだけ、と足を伸ばすが返り討ちに合う日をこなす日々の中で、少しずつ海の変化を感じとる。
昨年のようにまとまってトウゴロウやキビナゴが磯にいないのと、産卵期真っ只中で魚の反応はピンでしか見られなかった。ただこの時期の一発はサイズが良い。夜ヒラでの釣果もライトだときついサイズもチラホラ耳にする。
そんなこんなで迎えた朝はベタ凪予報の北風。三浦半島の良い条件としては真逆の朝。
それでも今日までは潮がしっかり動く日だったので、夜明け前後の一発を狙って磯に立つ。
相変わらず、夜明け前の波打ち際にはトウゴロウ系の4〜5cmのムギイワシがびっしりいる。
これにアジャストさせるならウォブラーの85と、、なるが「いや違うな」ルアーBOXからメタルフラッター23gを取り出して広範囲に探る。
ローライトの際はサラシではなく、沖のシモリやスリット帯を丁寧に探る。ロッドは立ててヒラヒラとメタルフラッターを漂わしてくると。数投目で「コツッ」という小さなアタリで竿が引き込まれる。FleshAirは張りがある竿だが魚が掛かるとしっかり曲がってくれるので、ゆっくりとやり取りをしてズリあげる。
73cmのこの時期ならではの太い個体だったが、食い方がとても繊細な感じで、この時期の難しさを表してる感じだった。ローライトのサーチはフラットフラッター95sでよくやっていたが、メタルフラッターの23gの絶妙な浮遊感とルアーサイズ感が癖になりそうだ。
まだまだ厳しい季節が続くが、検証は続きます
/// Tackle Data ///
Rod:【SENKIN】 ヒラスズキロッド(プロト)
Reel:【SHIMANO】 ツインパワーSW4000xg
Line:【VARIVAS】 VARIVAS8 1.5号
Leader:【VARIVAS】 SEA BASSナイロン30lb
Snap:鉄腕スナップ#0
Lure【pozidrivegarage】
・メタルフラッター23g