厳冬期の1本vo.2

釣行記
厳冬期の大潮周りの朝マヅメは、ハイタイド攻略がキーになる

産卵期で波がない大潮の展開。先日は小潮周りでロータイドだが、潮がそんなに動かない日厳冬期の1本vo.1

厳しい時期だからこそ、潮位と魚の距離はとても大切なファクターとなる。簡単に言うと、産卵期のこの時期は魚がピンポイントに付いている事が多い。大潮周りのハイタイドの風波条件では、海面だけ泡があって、魚との距離が遠い事が多い。よって、シャローエリアのシモリなどの障害物のある場所を絞って攻めるようにしている。

黒潮の分流と東京湾の冷たい水の境目となり、潮周りで水の温度は激変する

南岸低気圧が通りかかっれば、南からのウネリが大規模なサラシを作るが、北東の季節風では南面はベタ凪。条件としては最悪。ただ、今回はあえて北風を見方につける作戦にでた。ナイトゲームのメバル狙いでヒラスズキが連発しているエリアがあった。恐らく、連日吹き荒れた北東でベイトが岸際に寄っている可能があったのだ。地形と風向きでベイトを抱えそうなワンドを抱えるエリアをピックアップしてみた。

そんな妄想をしながら新規エリアをランガンしていく。好条件でガンガン魚がヒットしてくる時とは違った「1本の価値感」が最高に嬉しい。

この日のヒットルアーはポジドライブガレージのFLATFLUTTER95S(ノーマル)

シモリに風波が当たるピンポイントの位置をセットを見ながら打っていく。ヒットが得られなければルアーを通す角度を変えながらルアーを通した。

通すルアーはFLATFLUTTER95S。いわゆるシンキングペンシルだが、ロッドワークで泳ぎ姿勢を変化できるのと、リーリング速度を下げて巻くとタイトロールしながら泳いできてくれる。ヒラスズキの際はヘビーモデルを使う方が多いが、凪日やルアーをゆっくり浮遊させたい時にはノーマルタイプを僕は使用する事が多い。

下から反転するように食い上げできた個体。やっぱりいるところには魚いる。

渋い時期こそしっかりじっくりピンを通す。そんな時はフラットフラッター95sのノーマルのタイトロールが効く。そろそろ南岸低気圧が頻繁に通過する春爆シーズン突入。魚とのコンタクトを積み重ねながらハイシーズンを待つ。

/// Tackle Data ///
Rod:【SENKIN】 Fresh Air BlackFin110(プロト)
Reel:【DAIWA】 24セルテートLT5000D-XH
Line:【VARIVAS】 VARIVAS8 1.5号
Leader:【VARIVAS】 SEA BASSナイロン30lb
Snap:鉄腕スナップ#1
Lure【Pozidrivegarage】
FLATFLUTTER95S(ノーマル)

タイトルとURLをコピーしました