三浦半島のロックショアを中心に釣りをする僕にとって、必要最低限の装備で釣りをすることにメリットを感じ続けてきました。今年に入って、念願のスタイルにたどり着いたので、その辺りを紹介したいと思います。
ライフジャケットはAPIAのAPV(アクティブパフォーマンスベスト)を使用しています。行きついたきっかけは、通常のライフジャケットだとロッドワーク時に足元が見えないのと、収納が大きい分余計な荷物もあれこれと入れてしまっていました。普段からルアーケースは1つに絞る僕にとって、これはちょっと余計だったんです。そこでたどり着いたのがAPV。
APVのここがすごい!
使用してみて一番感動してみたのが、足元の視野の広がり。そして、リーリング時にロッドが干渉しにくいことです。フロントジッパー内にはMEIHO3010のボックスが1つ入ります。僕の場合は自分からみて右にルアーBOX、左のジッパー内にはD環が内臓されているので、 車の鍵、スナップなど、他のギアと一緒にしまうと落としてしまうものはカラビナで落下防止するように固定しました。
それから、ベスト全体が腰上で胴体に収まり、サイドとフロントにあるバックルのおかげでベスト全体のフィット感がいいので、磯を歩き回っている時もベストが体の動きを干渉しません。磯で上下移動をする際にはとても機能的で動きやすいです。
リーダーはラインポーチを接続
しかしながら、収納が最低限なので、フロントジッパー内にリーダーを入れると「ポロっ」とうっかり落としてしまうので、小さめのラインポーチを胸元のD環に接続して使用しています。ここでもラインポーチを大きくしたくないので、ポジドライブガレージのラインポーチを使用してます。色もAPVにあってていい感じ。
一番気に入っているのはダストポケット
購入当初は「ダストポケットなんて使うかな?」と思っていたのですが、使いだすととても便利。ルアーフックをまとめていた輪ゴムや、根掛かり後のメインラインなど、フロントジッパー内に入れると絡まったり、ジッパーに食い込んでしまっていましたが、ダストポケットがあることで、フロントジッパー内が常にスッキリした状態です。これは本当に良いと思います。
プライヤーとフィッシュグリップはどこへ?
プライヤーホルダーなどは付属のもはありません。フロントに付けるとAPVのメリットを殺してしまうので、僕は右脇のベルトにプライヤーホルダーを接続して、コードをD環に接続してます。最初は脇との干渉がどうかな?と思いましたが、かなりスッキリしてるし、比較的取りやすいし、しまいやすいです。
フィッシュグリップは左から使いたかったのですが、左フロントにはD環がないため、後部D環にカラビナをつけ、そこにフィッシュグリップをひっかけるようにして持ち歩いています。カラビナが大きいと見ずにフィッシュグリップをひっかけやすいです。
最後にAPVにした本当の理由は、「スローバック」を腰に付けたかったからです。スローバックとは、落水した人に向けて投げる救助ロープのことです。ラフティングガイドさんなんかは常備してますよね。三浦では昨年も落水事故で人が亡くなっています。スローバックを常備していれば、「せめて自分がいる釣り場では悲しい事故は防げるのではないか」そう考えたからです。もちろん腰の空いたスペースにBOXポーチも付けれるので、「ルアーBOXもう少し持ち歩きたいなぁ」という方はご検討してみてください。
色々なスタイルがある中であくまで僕がメインで使うロックショアに当てはめて紹介しましたが、エギングなどライフジャケットが干渉しやすいロッドワークが多様する釣りには非常に使いやすいと思います。
もっと機能を見たい!って方は下記のYouTubeで商品紹介を覗いてみてください。
もしご購入をお考えの方はこちらもどうぞ(笑)三浦半島内の釣り道具屋だと、磯子のキャスティングさんに現物がありましたよ~(2020.11月現在)