フラットフラッター解体新書(2020.1.21)

タックル

三浦半島で一番使っている、ポジドライブガレージのルアーの一つを紹介します。

フラットフラッター95S / 95S ヘビータイプ
2017年秋発売の「フラットフラッター95S」「フラットフラッター95S ヘビータイプ」。シンペンでもなくジグミノーでもない、もはや新ジャンルとも言えるこのルアーを、開発者であるレッド中村が解説する。

こんな時だからこそ、春先にエリア問わず活躍するであろうポジドライブガレージのルアーを紹介したいと思います。三浦半島はこれから産卵にからんだヒラスズキがシャロ―帯に接岸します。季節風の強い時期に、目的のサラシやシモリへのキャストが要求されます。そんな時にルアーBOXに入れておくことを強くお勧めしたいルアー、それがポジドライブガレージのフラットフラッターです!(この記事は以前公開した記事のリライトになります。情報は随時更新致します。)

POZIDRIVEGARAGE(ポジドライブガレージ) ジグミノー フラットフラッター95Sヘビー 95mm 27g ルアー
遠距離攻略型フラットサイドジグミノー!! サーフ、磯、大型河川などの遠投ゲームにフォーカスしたヘビーウエイトのジグミノーでありながら、単に飛ばす為だけの重たいタイプではありません。 飛距離は勿論ですが、リトリーブオンリーで見せる軽快なウォブリングアクションと、浮上性に優れた形状により、比較的浅いレンジでの使用が可能です...

95S・95Sヘビのカラーラインナップはこちら↓↓↓

XH(エキストラヘビー)カラーはこちら↓↓↓

カタクチトウゴロウ
グローベリーレインボー
マリンゴールド
ゴールドチャート
ドピンクイワシ
キラークイーン
マッドピンク&グロー

fimoカラーはこちら↓↓↓

左から「ナミノハナ」「ロッサクラウン」「ノアール」

僕がここ半年くらい一つのルアーメーカーに絞って釣りをしてきました。プロの方やテスターの方々ってメーカー契約してほとんどの方が1社のルアーを使ってるのかなと勝手に思ってます(身近な人でそうじゃないテスターさんもいますが・・)この人が他のメーカーのこのルアー使ったらめっちゃ釣るんだろなぁとか考えていた日々がありました。そこで僕は、そのメーカーのテスターになりたいことはもちろんですが、一つのメーカーに絞ると自分の技術を磨くことにも繋がると思って実践してみました。

僕が最近愛用するのはpozidrivegarageのフラットフラッター


正直、最初は満足のいく釣果も出せませんでした。今まで依存していたルアーを手放し使った事のないルアーをどんなシチュエーションで使うのか模索しながらの毎日。そこで出会ったのがpozidrivegarageのフラットフラッターだった。

95mmでウェイトも3タイプ(ノーマル20g、ヘビー27g、リア側に3gの重量とラトルを+されたエキストラヘビー30g)に分かれる。このカテゴリーでは同じようにウェイト分けされたジグミノーですが、シンキングペンシルと同じように使う事ができます。状況に合わせて3パターンにウェイトはポジドライブガレージならでは。

最初は同じようなタイプのシンペンを多用していた時期もあったので、感覚的に使い慣れたタイプのルアーから使ってみようということになりました。結果からすると、今まで使っていたシンキングペンシルと異なったアクションや使い方のシチュエーションも秀でるところがバンバン見つかりました。

まずはヒラスズキ

先日友人から

「水深50センチでよく通せましたね!!かなり早まきですか?」

と、言われて気づいた。他のシンペンと違うとこは、横風のドリフト&流れでも表面積の広いフラットフラッターは沈みにくい。だからドシャローでも魚にゆっくりシルエットを見せれることができます。

過去1年間のフラットフラッターでのヒラスズキの釣果写真を振り返ってみて、気づいたもう一つの特徴と言えば、ほとんどのヒラスズキが下からルアーにアタックしてターンするような食い付き方でヒットしていたんです。ヒラスズキ自体下から食い上げるような食い方が多いですが、フラットフラッターが他のシンペンより側面のボディ面積が広いこと、流れを受けた際の平打ちイレギュラーアクションによって下へのアピールができること、そして風や潮流の流れをボディー側面で受けやすく沈みにくい事。横風が吹いて流れもあればかなり有効であることが分かりました。

ノーマルとH(ヘビー)の使い分けは流れや風が弱ければノーマル。風や流れが強くノーマルではルアーが浮き上げる場合はH→XHというように使い分けています。

青物ではどうか?

青物での使用は、ヒラスズキの使用時と異なるのはリーリング速度は速く、リアフックでのバイトが比較的多かった気がします。リーリング速度を上げるとジグの様なショートダートをしながら動きます。スキッピングは速度を上げすぎると形状的に水面を割った際に姿勢が崩れます。なので水面から出るか出ないかくらいのスキッピングを意識し、 ロッドをチョンチョン動かすとイレギュラーアクションが生まれ、我慢できなくなった魚がアタックしてきます。一方で青物のショートバイトで取れなかった魚もありました。それならウェイトのましたXH(エキストラヘビー)を使用したり、フックの変更もありだと思っています。

フロント、リア共にシングルフックでも比較する価値があるかなと

魚種を問わない万能ルアー

70アップのギンガメアジも標準搭載フックでゲット

南方系の魚は「大きいルアーでトップ!」というイメージが強いですが、実際はイワシのようなベイト類も豊富ではないことが多く、小さな熱帯魚などを捕食していることも多く、リーフエリアやナイトゲーム時に港湾への回遊するヒラアジ類にも使えます。

オススメのフックは?

fimoフックのMH#4や、がまかつのSPMH#4などが使いやすく、シングルの場合はケプラーを短めにセットしての使用が良いかと思います。シングルでの使用時はファーストリトリーブをしすぎるとルアーの背中にフックを背負ってしまうこともあるのでフックサイズや形状は考慮したいところです。



同じメーカーで一つのルアーをやり込んで(まだまだですが)みたら色々な事が分かりました。奥が深いですね!今後もpozidrivegarageのルアーを使い込んでみて分かったことがあったら共有させていただきますね!


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