季節が動く中での開拓

釣行記
10月中旬も高水温は続く

秋雨前線が上下する中、季節は着々と進むが、海の中は夏のような高水温が続く。先週はフィネスな青ヒラ?を狙うもあえなく坊主が続いた

波うち際は相変わらずマイクロベイトが多い

それでも青物の気配?と残像を求めて混雑したエリアはあるが、誰もいない磯もあって、初場所のランガンが始まる。

ヒジキが付いたスリット帯

良さげな払い出しやセットを見送りつつ、流れを見る。風波と上げの潮流がうまくぶつかるところに良い感じに水中スリット帯が広がる。水深は浅そうだが、流れがかなり効いている。水色は比較的クリア。いつもならスウィングウォブラーを通すが、流れの効いたエリアなら、、、とスキッドスライダー95sをチョイスする。流れが強くても沈みすぎず、浮き上がりすぎないスキッドは僕の中でヒラスズキを狙う上で欠かせないパイロットルアーだ。

セットのタイミングを見てキャスト。1投目はリーリング中にセットが入ってきてしまったため、狙いの場所を通過前に回収。次のセットが入り、潮が流れていく方向に対してアップクロスでキャスト。ゆっくりとリーリングをしながら流れの中でスキッドスライダーがドリフトしたタイミングで「ゴゴッン」と良い反応。すかず竿を立てる。ドラグがジワっとスムーズに出て初速の突っ込みを交わす。

横須賀でリールメンテをお願いしている「110worksさん」に15ツインパワーswをカスタムしてもらっていたのだ。ブッキング時の魚の初速、僕はドラグを多用します。ロッドが中弾性の竿ならフルロックでも竿の吸収力がフッキングをカバーするんじゃないかな?と自分なりに仮説を立てて、crazycarryの高弾性をある意味活かしながら初速分糸を少し出すようにしている。このセッティングにしてみて、初速時の滑り方がとてもマッチした気がする。

セッティング内容はこちら。15ツインパワーswを使っている方なら「おぉ!!」となるはずだ。

手前のスリットを交わしながら上がってきたのはアベレージサイズのヒラスズキだ。久々のヒラにガッツポーズが出る

魚はいる。沈めて反応しながらも、遠くのスリット帯ではナミノハナが魚に弾き飛ばされているのが目視できる。小場所だけにレンジを入れたルアーで魚を触れさせたくないので、やっぱここではスウィングウォブラー85sを通す。初めはチャートで3誤爆。サラシがない流れの中でも反応がある。ゆっくりと慌てずセットを待つ。セットが入ってスキッドの時よりももう少しサラシの泡が消えた頃を見計らいキャスト。

竿を立てて、シンペンを通すようにゆっくりとルアーを沈ませながらリーリングすると、「ゴンッ」とアタリ。そのままフッキングする。相変わらず初速はドラグを出しつつも出さなすぎない滑りの良いフィーリングで魚をいなす。crazycarryのロングレングスでスリットを交わし、ぶっこ抜く。

やっぱスウィングウォブラーは餌!125sが待ち遠しい(10月末頃発売とのことです!🙇‍♂️)

そして、ここである事を思いついて、クレイジーツイスター80sをスリットへキャスト。ゆっくりと通すが、想像とは反して反応はない。回収しようと竿を立てて早めにリーリングを開始した途端、、、「ドンッ、ジーー」とスリット際で出され、メインラインが岩に触れてブレイク。良いサイズだった。。。そして、魚よごめんなさい。

新しい課題と収穫

その後は潮も上げてきてしまった為、納竿とした。未開の地でのヒラスズキゲーム。タイミングもあったのだろうが、5ヒット2キャッチと開拓には良しといったとこだろうか。いずれにせよ、秋シーズンが本格的に始まったこの魚に焦点を当てて狙い続けていこうと思った釣行となった。

【タックル】

ロッド: APIA Foojin’Z CRAZY CARRY108MH

リール:SHIMANO ツインパワーsw4000xg

ライン: SUNLINE キャリアハイ6 1.2号

リーダー:サンヨーナイロン ナノダックスショックリーダー30.5lb

ルアー:pozidrivegarage スウィングウォブラー85s、スキッドスライダー95s

タイトルとURLをコピーしました