ヒラスズキを狙う時、一般的にはミノーやシンキングペンシル、トップウォーターなど色々な選択肢がある。最近はヒラスズキに特化したルアーも多く、各地でテストされたルアーは実績も高い。僕は実績のあるルアーはもちろん好きだけど、他種で使われるルアーをチョイスして、「このルアーなら、こんな時使えるんじゃないかな?」という妄想と仮説を実践するのが好きだ。
今朝もそんな朝だった。
釣り場に着くと低気圧通過後のウネリが前日より落ちて丁度いい流れとセットが磯に届く。流れが多く、潮位もいつもより高かったので、スリットを中心に攻めてみる。
流れに対しての定番はやっぱりスキッドスライダー95s。流れの中で浮遊させながらリトリーブすると1投目から反応がある。
バイトがあったのもほぼ足元の水深1mに満たないスリット内。「魚は入ってきてる」そう思い、スリット内でレンジ、流れの中でステイできるクレイジーツイスター80sを選択。一見分かりにくいフォルムだが、バイブレーションをスローにしてもレンジが落ちず、特殊なリップ形状でステイ力があって、魚へのアピールもある。スリットの払い出しにアップで入れ、流しながら反転させて、ステイすると、、
そして、この日ヒラスズキでは初のルアー投入。ポジドラを代表するルアーの一つ「ジグザグベイト60s」。平たいフォルムで流れを受ける形状なので、今日は80sではなく60sをチョイスした。ジグザグの平たいフォルムで流れを受けながら「グリン、、、グリン」とロッドティプを入れステイ。すると、
流れにただよわすならスキッドスライダー。あえて流しながら平打ちしてリアクションを誘うならジグザクベイトはありですね!
そしてマヅメが終わると今まで通したレンジは食わなくなってきたので、セットを待ちスウィングウォブラー85sを投入。何度か出るも乗らない!「ヘタクソぉ〜」と魚に言いながら、なんとか1本。
ただ今朝も取れたはずの魚のバラしも多く課題が残る釣行となった。ドラグやリーダーを色々調整しての試行錯誤は続く。翌日はそんな事を試みるが、ローライト時にスキッドスライダー95sに出た1本で終わった。
【タックル】
ロッド: APIA Foojin’Z CRAZY CARRY108MH
リール:SHIMANO ツインパワーsw4000xg
ライン: SUNLINE キャリアハイ6 1.2号
リーダー:サンヨーナイロン ナノダックスショックリーダー30.5lb
ルアー:pozidrivegarage スキッドスライダー95s、クレイジーツイスター80s、ジグザグベイト60s、スウィングウォブラー85s